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隠久日記

ニワトリと卵

ここ二ヶ月余り源氏物語シリーズの新作「末摘花」に手こずっている。率直に描こうものなら悪趣味になりかねない。しかし、面白いことに、物語中の登場場面や言及のわりには後世の研究が以外と多い。要するに謎なのである。 それで、コンセプトに従って絵を描くのではなく、絵が新しいコンセプトを生み出せば良いと考えた。私が語れ...

隠久日記

不在中の出会い

修理に出したカメラが戻ってくる。この間、一月半余り、他のカメラでは撮影する気になれず、他のことに気を取られていた。 実は、ちょとした心労を伴う事態に巻き込まれてしまった。しかし、その困難を共にする人が簡単には巡り会えない素敵な人々だったので、ただでも足りない制作時間は損なわれるが、彼らとの出会いが嬉しいのだ...

隠久日記

カメラ不在

愛用カメラを修理に出して一ヶ月以上、修理完了予定が来月中旬との連絡が来る。この間、複写用カメラを使って撮影するつもりだったが、どうしたことかその気になれない。 昔からカメラは大切にする。しかし、このカメラでなければと言うような拘りを持ったことはなかった。ところが今回は、何故か、あれでなければ撮る気が起こらな...

隠久日記

色と色調

雨上がりの湿気が作る独特の階調が心地良い。梅雨時とは違い気温が低いので尚更だ。 随分昔の事だが、夏場の気象の関係で、木々が紅葉せず褐色に枯れ落ちる年があった。しかし、それはそれで歩道に溜まった葉の微妙な階調がとても美しく思えた。これを良く覚えているのは、そのことを同僚講師に語った時の怪訝そうな顔のせいである...

隠久日記

三度目の正直?

青色本の抜き書きを読んでいて雷に打たれたような気持ちになった。既に二度は目を通していたはずだが、見過ごしていたと言うより何も理解していなかったのだろう。 しかし、やっと三度目で本当に理解したのかと言えば、たぶんそれも怪しい。心理的衝撃は覚えていても、何が分かったのか思い出せなかった。もう一度読み直して見よう...