士やも 空しくあるべき 万代に 語り継ぐべき 名は立てずして  山上憶良

  1. 2020.06.20

    六条院

    新作のため若菜・下を久しぶりに読む。焦点を紫上にするか柏木と女三宮にするか考えながら筋を追っていたら、見事に繋がっていることに気付く。紫上が病に倒れ、源氏が二条院にいる隙を狙っての情事だった。その紫上に取り憑いた物の怪が六条だから全て縁に思える。六条院は源氏の栄華を象徴的に表す大邸宅だが、そもそも縁起の悪いところでもある。かつて女三宮の幼さの象徴として夏椿を使ったが、この帖では柳に喩えている。…

  2. 2020.05.30

    自分のことばかり

    どうしても自分のことばかりになってしまう。営業でInstagramを始めることになったけれども、根本的に他人の絵や写真に興味がない。これではギブアンドテイクが成り立たない。このところ正方形の写真を撮っているのは、絵の間を持たせる写真が必要になりそうだから、その練習。…

  3. 2020.05.26

    忙しい日々

    何故か、忙しい日々になってしまう。何かがまわりと違う。逃げるように公園へ出かけ、力を抜いて写真を撮る。だから、モノクロよりカラーとなる。…

  4. 2020.05.25

    山野草の庭

    山野草の庭、源氏物語シリーズのために苦手な土弄りをしています。擬似的とは言え、すぐ傍に自然があるのは良いものです。…

  5. 2020.04.7

    不安は有るか無いかではなく、

    不安は有るか無いかではなく、不安は在ることそのもので、それが見えるか見えないかだ。…

  6. 2020.03.24

    何を描くのか、

    何を描くのか、世界を描くと言っても良いが、つまるところ「何を」は不要である。私は描くだけだ。…

  7. 2020.01.4

    絵の成り立ちが朧なように、

    絵の成り立ちが朧なように、その説明も定かではない。絵に意味があって、それを解説するように見えるが、この因果関係は逆転している。ならば、この時、絵の作者だからと言って特権的な立場を占めることはできない。作品について作者に聞いても何も解決はしないのだ。説明を強いられる作者は陳腐な役割を演じることとなる。…

  8. 2019.12.14

    源氏物語は女ふたりの相剋の神話である。

    源氏物語は女ふたりの相剋の神話である。弘徽伝女御に虐げられた桐壺更衣は、従兄弟の明石の入道一族を介して我が子光源氏に国母を与える。その光源氏の六条院世界を弘徽伝女御は、孫娘女三の宮と甥柏木によって揺るがす。…

  9. 2019.11.15

    豊穣なる孤独、

    豊穣なる孤独、喧噪を離れてひとり在るとは少しばかり違う。しかし、絆を渇望する心の対極にあるものだ。ここから創造が始まる。…

  10. 2019.11.14

    物事を深く知り過ぎる

    物事を深く知り過ぎると言う事は無い。何かを本当に知ろうとすれば、まだ知っていなかったことを知る。源氏物語のキーワード「もののあわれ」、何故に「あわれ」が「哀れ」に収束して行くのか。…

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