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デジタル工房「桂」の思い
デジタル工房「桂」は画家長谷川資朗が様々な絵画を制作し直接販売する工房です。 作品を作る道具として、また、販売する手段としてデジタル技術を積極的に活用していきます。特に、作品制作においては、従来のアナログ作品から、コンピューターで作られるデジタル作品、それらを融合したものまで、これまでの常識に捕らわれないものとします。


発表・販売していく作品の特徴は、日本の一般的な家屋を考え、大きなスペースを必要としない、小さな作品であること。また、主な作品サイズをA4規格として、額やフォトフレームを手に入れやすくし、また、同じ額での作品の入れ替えを可能にしています。 そして、プリントの販売で限定部数を設けないなど、作品の質を落とすことなく価格を低く抑える工夫をしています。
絵画のノーブランド
私は、自分の作品制作をひとつのスタイルに限定しません。販売戦略と言う点ではマイナスとなるでしょうが、統一されたブランドイメージをあえて作らないのです。
自分が描いた絵でも、何故それを描くことになったか本当のところは分からないものです。太古から連綿と続く絵画の歴史があり、その水脈から画家は自分の絵をすくい上げる、あるいはひとりの画家はその流れの出口に過ぎないと言っても良いでしょう。

何ものか自分を超えたものに揺り動かされて絵が生まれます。どのような絵が出てくるか分からない。そして、それを無理やり自分の考えで変えてしまってはいけないのです。あえて言えば、絵画はひとりの画家より価値がある。だからこそ、絵より画家を選んではいけないのです。もちろん、絵より芸術より大切なのは人間です。
最後に、本当に絵の好きな人のためにこのデジタル工房「桂」はあります。そして、生活の中に誰でもが絵を取り入れることができる。文学や音楽の好きな人が、本やCDを買うように絵を集める。そのような新しい習慣を作れるようデジタル工房「桂」は努力していきます。
デジタル工房「桂」 長谷川資朗
