文様を使い、油彩で日本の古典文学を描く、画家 長谷川資朗

文様は、森羅万象から抽象され、世界を象徴する純粋強固な形象である。
この文様の力は、付随的な装飾を超えて、絵画の根幹を担い得る。
長谷川の作品で、文様達は互いに結びつき、新たな意味を生み出し、ひとつの宇宙を形成している。
象徴性・抽象性の強い日本の伝統文化において、文様はなじみ深くいたるところに見られる。
その中で、長谷川は伝統工芸等から多くの表現手法を絵画に取り入れている。
それらの多くは、近代化・西欧化により日本の絵画が捨ててきたものでもある。

そして、既成カテゴリーに収まらない新しい絵画が作り出された。

長谷川の絵画では、文様による表現と共に、万葉集を主題とした作では女性像が情景を、
源氏物語を主題とすれば野の花が人物を象徴する隠喩となり古典文学世界を築いている。
これらの表現を物質面で支えるのは、西欧絵画から切り離され工芸手法の素材となった油絵具であり、ここに新しい油彩の可能性が示されている。
このサイトで西欧絵画を脱した伝統的かつ革新的な和様絵画の一端をご覧頂きたい。

MOVIE

雲母や青貝、金・銀等、光を反射する素材で様相が多彩に変化する画面は、一枚の複写画像で再現するのが困難です。動画はそれを伝えることができます。また、情報量の多さから、手描き文様の細部鑑賞や、内容の解説も可能としています。

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万葉集シリーズ

人の姿が、歌によって浮かび上がる風景や季節の象徴となり、文様と共に日本人の心に潜むアニミズムや古い信仰を語り、新しい万葉の世界を創ります。背景は白い雲母で塗られ、その上に地紋が胡粉を含む白で描かれ、隠れる文様が光の角度で姿を現します。

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源氏物語シリーズ

花の姿に源氏物語の人々を重ね、 蒔絵のような漆黒の世界と絢爛豪華な文様の展開に因って、 源氏物語が新しい表現を手に入れます。漆黒の世界では、抽象化され金泥で描かれた花々が青貝の光を放っています。

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士やも 空しくあるべき 万代に 語り継ぐべき 名は立てずして  山上憶良

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隠久日記

色彩の余白、モノクロームの写真と隠れ家からの言葉。

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パリ個展オープニングパーティ用ビデオ

株式会社敷島画廊制作のビデオ、映像と音楽による日本古典文学を描く長谷川作品の紹介。

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フランスの日本文化紹介番組

パリでの個展がテレビ取材を受けました。

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MOVIE

展開する多彩な表情と細部、内容の解説。

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作品の特徴

伝統工芸の引用と油絵具の可能性、文様を支えるものたち。

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