日本の伝統文様で古典文学を描く、画家 長谷川資朗のホームページ

移り行く世界を心に標す文様、始原の形から祈りが放たれる。
人は、一時も止むことのない変貌を繰り返す混沌のなかで、偶然見つけた自然の痕跡を太陽とした。海とした。
文様は外から来たのか、内から発したのか。文様は絵となり文字となって世界を創った。
文様を施すことは装飾ではない。願いであり、呪術であり、魂の表現である。
その根源的な力を取り戻した文様達。

文様の国、日本。その伝統文様は表現の垣根を越える。

何かを現したいと言う気持ちは分類を拒み、あらゆる表現を求める。
万葉集は単なる文学ではない。音楽であり、舞踊であり歌劇であった。芸術に収まらず労働歌でもあった。
文様の力を借りて表現領域を横断する絵画。工芸の手法を絵画が拒む理由もない。
絵画は工芸のように愛でられ、神像のように崇められても良い。

MOVIE

工芸の技法を取り入れた絵は、雲母や螺鈿の青貝、金・銀等、光を反射する素材に因って様相が多彩に変化します。それを一枚の画像で鑑賞するのは限界があります。多方面から表現できる動画は、その様子を映し、また、万葉集や源氏物語をどう表現しているのか文様との関係も解説して作品理解のひとつの指針を出しています。

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万葉集シリーズ

人の姿が、歌によって浮かび上がる風景や季節となり、日本人の心に潜むアニミズムや古い信仰を語り、文様に支えられて新しい万葉の世界を創ります。白い背景は雲母で塗られ、地紋が胡粉で描かれて、光の変化により姿を現します。

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源氏物語シリーズ

花の姿に源氏物語の人々を重ね、 蒔絵のような漆黒の世界と絢爛豪華な文様の展開が、 源氏物語の持つ新たな表現の可能性を示します。漆黒の世界では、金に囲まれて青貝が光っています。真っ白な背景には地紋が潜んでいます。

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