人々の生活の中に、絵画の居場所はと考えた時、かつて一般的だった床の間に掛け軸を思いました。お客様をもてなすため花を生け、後にはその場に似合った軸を掛ける。
現代、多くの家で床の間はなくなってしまいました。しかし、A4の絵画なら無理なくスペースが取れる。そして、同じサイズの絵があれば来客や状況に合わせて、額やフレームはそのままで軸を変えるように簡単に絵を掛け替えられる。
ただ、A4サイズに拘る作家がひとりでは絵の選択肢が少な過ぎます。A4の絵を描く画家がいっぱいいて欲しい。そこを何とかして呼びかけたいと思っています。
そこで、ほんのいたずら気分で作ってみたのが、A4規格絵画のロゴです。CDとかDVDとかブルーレイのようにこのロゴの元で販売している絵はA4の大きさで、同じ額・フレームが使えることが一目瞭然と言うわけです。
そうしたら、シンプルで分かりやすいのが簡単にいくつかできてしまいました。まぁ、Aも4も形としては似ていて扱い安く、これでは既にどこかで何かのロゴになっていそうです。
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