カーディガンの部分を色々といじって結局潰しました。絵の「形」と人間の「形」は別のもの、「形」の内包が違います。もちろん重なった状態もあり得ます。とにかく、明日やり直す予定。
高校生の頃に「アトリエ」と言う美術の入門書、技法の解説雑誌がありました。今もあるのでしょうか。その中の一冊に芸術系大学の人々が執筆した西欧絵画の指導書があって、彼らが言うには、まず正当派の写実をしっかり学び、それから独自のスタイルを創れでした。
そこで、安易なデフォルメーションにガンと立ちはだかる正当派の画家としてアングルを上げていたのを今でもハッキリと覚えています。
しかし、肖像画ですらアングルの描く人物は特異な体をしています。こんな人間がいるわけがない。ある種の理想化のもありますが、この頭の大きさ、腕の長さはいったいなんだと思います。彼は単なる理想化の問題でなく解剖学より大切なものを知っていたのです。

