やっと制作の方向を決めるようなシリーズを6点ほど描くことが出来ました。難航したシリーズタイトルも「Hour-lily」となり、オンラインショップにはそのシリーズから1点を既にアップしています。
今、迷っているのは、その6点から何点まで発表出来るかと言うこと。現段階の気持ちでは、2点にして残りの4点は保留としたい。しかし、自分の年齢を考えると、「これがダメなら後があるさ」と悠長な気分ではいられないはず。もしこれが、演劇だったり舞踏だったり、音楽のコンサートとかならやってしまったことを無かったことには出来ない。
今後の制作を甘くしないためにも、描いてしまったものは出すか、お蔵入りの連発はこれを最後とするか。悩むところです。
制作が落ち着いた安定水平飛行的になり精神状態にゆとりが出て、しばらくお休みをしていたウィトゲンシュタインの全集を開きました。読んでいるのは彼の大学での講義を学生が記録したもので、彼の著作ではなく、誤解もある一方難解な彼の哲学を理解するのにけっこう役に立ちます。
その美学のところで、「美しい」は形容詞だから何かの性質を語っているように見えるが、感嘆詞としても働くとありました。だから、「ウワァ!」とか「ヤバイ!」と同じようにも使える。「美しい」は何かの性質なのか、何なのか?
あたりまえを徹底的に考えさせるのが、ウィトゲンシュタインを読む楽しみです。

